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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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管鮑(かんぽう)の交わり


管仲(かんちゅう)と
鮑叔牙(ほうしゅくが)のふたりが
互いによく相手を理解し終始変わらぬ
友情を貫いたことを讃える言葉。
無二の親友を表わす。

幼少よりの親友管仲と鮑叔牙
一時は敵同士となったが
敗れた管仲の異才を知っていた
鮑叔牙は、命を助けたばかりか
管仲を丞相に推挙し自身は
管仲の下についた。

桓公が覇者になったのはもちろん
管仲の功績だが、
幼少よりの友誼と才を見抜いた
鮑叔牙の功績も大きいと言える。


人を見抜くのは大変ですよね。
何年も付き合っても本心は
なかなか理解できないものですしね。
慎重さも大事でしょうね。

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完璧(かんぺき)


非の打ち所のない。完全無欠という
意味で使われているが語源は
「璧を全うする」
という故事に由来する。

璧とは、現代で言えば宝玉に相当する。

藺相如(りんしょうじょ)
趙の穆賢(ぼくけん)の食客

和氏の璧(かしのへき)と城15の
交換を秦に持ち掛けられ困り果てた
趙は藺相如を使者にした。
「15の城が手に入ったならば宝玉は
秦に置いてきます。
ただで奪おうとするなら
持ち戻って見せましょう。」

見事な外交交渉の結果
璧を全うして無事に
帰国し、秦とも和を保った状態を
維持したとされる。


強大な秦に対し一歩も引かないのは
凄いことだし、対応次第で
戦争の引き金になるのに
全うするのはなかなかできる事
ではないですね。
そう思うと完璧なんてなかなか
言えないですね。

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