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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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勢いは大切だ


「鷙鳥(しちょう)の撃ちて
毀折(きせつ)に至るは節(せつ)なり。」


猛禽が獲物を一撃で捉えるのは
勢いを凝縮させて放つからである。

「勢とは利に因りて権を制するものなり。」


勢いとはその時々の状況に応じて
臨機応変に対処することをいう。


これはその通りでしょうね。
甲子園とか見てると
いきなり無名高が出てきたりしますね。
貯えた力を一気に出す。
広告費などもバンと一気に使ったほうが
効果的だったりするのかな。
利に因りてっていうのが
少し気になります。
利に動くというのは競合が
出てくるので現代では一番に
勢いに乗る必要がある。
そうすると情報を得ておくのが
勢いにつながるわけですね。




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組織は水のように


それ兵の形は水に象(かたど)る。

水の形は高きを避けて

低きに趨(おもむ)く。

兵の形は実を避けて虚を撃つ

水は地に因(よ)りて流れを制し、

兵は敵に因りて勝を制す。

故に兵に常勢(じょうせい)なく

水に常形(じょうけい)なし。

よく敵に因りて変化し、

而(しか)して勝を取る者

これを神(しん)と謂(い)う。


戦う組織とは水のように
ならねばいけない。
水は高きを避けて低きに至る。
兵は充実した敵を避けて
手薄な場所を狙う。
水に決まった形が無いように
戦いにも不変の形は存在しない。
敵の動きに応じて変化して勝ち
得るものを絶妙な用兵と言えよう。

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