餓虎(がこ)のみちに当たる 2019年01月08日 事例集・名言 0 飢えた虎の通り道に肉を置いておく ようなもので危険に自らを晒すこと。 燕国太子、丹(たん)が、秦から 亡命してきた秦の 将軍樊於期(はんおき) を匿おうとしたときに燕の臣下が 丹に対し言った言葉。 秦の天下統一がまじかに迫り、 燕国としてどうするかという タイミングでの亡命であった。 太子は「この国中に身の置き場がない 将軍が亡命してきたのだ。 自身の身の可愛さにとらわれ、 将軍を見殺しにしては義が立たない。」 そういって将軍を迎え入れた。 案の定、秦は侵攻し5年後に 天下統一されることになる。 将軍を匿ったことが直接の原因になり 燕は滅亡の憂き目を負うこととなった。 戦国策にも「壮士ひとたび立ってまた 帰らず。」 なんていう悲壮な覚悟なエピソード もありますね。 義を貴んだ太子も素晴らしいですね。 苦しい時ほど周りに目を向け 手を差し伸べるなかなかできることでは ないと思います。 [0回]PR
学を絶てば憂いなし 2019年01月07日 事例集・名言 0 知識を万能視する考えを断ち切れば 憂いが無くなる。 老子の言葉。 また、 「不知を知れば上(じょう)、 知を知らざれば病(へい)」 なんていう言葉もあります。 知識は万能ではない 己の目をふさぎ学びをやめたら 悩むこともなくなるであろう。 しかし、 知らないことを知らないままに していくのは病気にかかっている のと同じである。 最近そう思うようになりました。 すべて知識に当てはめだすと 両側の考えが分かってしまい 迷いだします。 決断しようとした際に困る。 その時その時の感情で 決めたくなったりする。 ここで心静かに考える訓練が 必要なんでしょうね。 [0回]