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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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餓虎(がこ)のみちに当たる


飢えた虎の通り道に肉を置いておく
ようなもので危険に自らを晒すこと。

燕国太子、丹(たん)が、秦から
亡命してきた秦の
将軍樊於期(はんおき)
を匿おうとしたときに燕の臣下が
丹に対し言った言葉。

秦の天下統一がまじかに迫り、
燕国としてどうするかという
タイミングでの亡命であった。

太子は「この国中に身の置き場がない
将軍が亡命してきたのだ。
自身の身の可愛さにとらわれ、
将軍を見殺しにしては義が立たない。」

そういって将軍を迎え入れた。
案の定、秦は侵攻し5年後に
天下統一されることになる。

将軍を匿ったことが直接の原因になり
燕は滅亡の憂き目を負うこととなった。


戦国策にも「壮士ひとたび立ってまた
帰らず。」
なんていう悲壮な覚悟なエピソード
もありますね。
義を貴んだ太子も素晴らしいですね。
苦しい時ほど周りに目を向け
手を差し伸べるなかなかできることでは
ないと思います。

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学を絶てば憂いなし


知識を万能視する考えを断ち切れば
憂いが無くなる。
老子の言葉。
また、
「不知を知れば上(じょう)、
知を知らざれば病(へい)」
なんていう言葉もあります。

知識は万能ではない
己の目をふさぎ学びをやめたら
悩むこともなくなるであろう。
しかし、
知らないことを知らないままに
していくのは病気にかかっている
のと同じである。


最近そう思うようになりました。
すべて知識に当てはめだすと
両側の考えが分かってしまい
迷いだします。
決断しようとした際に困る。
その時その時の感情で
決めたくなったりする。
ここで心静かに考える訓練が
必要なんでしょうね。





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