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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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老子とは


老子とは老聃(ろうたん)の言葉
を書き留めたものと言われているが
事実かどうかは今だ両論あるようだ。

老聃は一説では孔子に
師事して学んだとされる。

本としては字数が少なく
5000字余りで上下2巻にされている。

ホントかウソか160歳まで生きたとか
200まで生きたとか言われている。

こういう生き方すれば長生きできるよ
的な感じなのだろうか。


主張は簡素だが的確かつ鋭い
自然に生きる「無為自然」を説いた。


現代まで残っているだけあって
感じるところが多々あります。

著者にはいろんな説がありますが
私は老聃説を支持してます。
まあ160歳とかは眉唾ですが(笑)
よく「水」とかに例えられる
経営ですが着目すべきところが
多そうです。

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油断を誘う。


能なるもこれに不能を示し、
要なるもこれに不要を示し、
近くともこれに遠きに示し、
遠くともこれに近きに示し、
利にしてこれを誘い、
乱にしてこれを取り、
実にしてこれに備え、
強にしてこれを避け、
怒にしてこれを攪(みだ)し、
卑にしてこれを驕らせ、
佚(いつ)にしてこれを労し、
親にしてこれを離す。

その無備を攻め、その不意に出ず。


出来るのに出来ないと見せ
要るのに要らないと見せ
近くにいるのに遠くにいると思わせ
遠くても近くにいると思わせ
隙を見せて誘い出し
混乱させて突撃す
相手を見極めてこれに備え
強ければ守りを固め
怒らせて冷静さを奪い
下手に出て驕らせ
十分な備えあるものは浪費させ
団結しているものは心を攻める。

そうしておいて備えが無いところ
を攻め、思ってもみないところで
開戦に踏み切る。


うわーあらゆるだましの手段だ(´;ω;`)
こういうの自分ではあまり使いたくない
ものですね。
冷静に使おうと思えば心が
傷を負います。
知らなければ対応できないですが
好き好んで使いたくはないですね。
自身を守る為に頭に入れておこう。

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