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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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沽(う)らんかな、沽らんかな、我は賈(こ)を待つ者なり。


孔子の弟子が問いかけた際の
孔子の返答。

「仮に宝玉を手に入れたとします。
先生なら、箱に入れて保管しますか?
それとも目の利く商人に売りますか?」

孔子は即座に
「宝の持ち腐れは嫌だね。
私は目の利く買い手を待っているのだ。」


政治の舞台に立つ心があるのかどうかを
推し量る意味でのたとえ話ですね。



このたとえ話の真意をすぐ理解する
孔子はさすがですね。
コミュニケーションとはよく聞く
言葉ですが、こういうのを本当の意味で
コミュニケーションというのでしょうか。



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恨みに報いるに徳を以ってす。


旧怨に捉われたりするのではなく
善意の対応が良い。
とする老子の言葉。


孔子は、恨みには直でもって
つまり理性で対応し、徳には
徳で対応するのが良い。

老子は、恨みにこそ徳で対応せよ
と言われてます。

どちらも素晴らしいですが
にくい相手にまで徳でもって
とは相当な修行がいりそうですね。

大きすぎて眩しい意見ですが
そういう人物を目指して
いきたいものですね。

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