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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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一国の政はなお一身の治のごとし、治まる所以を知らず。


戎国の由余(ゆうよ)が
秦の穆公に語った言葉

穆公は使者に対しいろんな
国策を用いているが治めるのが
難しい。
貴国は基準を持たぬと聞くが
どうであろう?
と聞いた。

使者は、一国の政治とは
人間が健康であるときは
身体の事を気にかけないように
自然に治まるのが一番である。
と語った。

これを聞いた穆公は
隣国に知者が居ては、わが国が
危ういと言い、離間の計を用いて
由余を引き抜いたという。


確かに乱れているから政治家
どうなってんだ?
になるんですよね。
決めごとが複雑すぎるのが
いけないのかな。

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一挙両得


一度に2つの利を得る事。

秦の恵文王の時代
張儀と司馬錯(しばさく)が討論した。

張儀は韓を討つのが用地を押さえる
意味で有効であるという「征韓論」
を唱えた。

司馬錯は蜀を取ることが、賊から
民を救い、土地も得るにつながる
名声と実利がある「征蜀論」の方が
有効であると説いた。


議論の場は「一挙両得」として
司馬錯の案が採用された。

戦には大義がいるし小国な状態の
秦がたやすく手にできるのは
蜀だというのと両得なのが
決め手になったようだ。


名声と実利か。異なる要因
メリットとデメリットを考えたら
最良な判断かなと思います。
現在でも社会貢献でビジネスを
回すのが最良でしょうね。

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