一国の政はなお一身の治のごとし、治まる所以を知らず。 2018年11月20日 事例集・名言 0 戎国の由余(ゆうよ)が 秦の穆公に語った言葉 穆公は使者に対しいろんな 国策を用いているが治めるのが 難しい。 貴国は基準を持たぬと聞くが どうであろう? と聞いた。 使者は、一国の政治とは 人間が健康であるときは 身体の事を気にかけないように 自然に治まるのが一番である。 と語った。 これを聞いた穆公は 隣国に知者が居ては、わが国が 危ういと言い、離間の計を用いて 由余を引き抜いたという。 確かに乱れているから政治家 どうなってんだ? になるんですよね。 決めごとが複雑すぎるのが いけないのかな。 [0回]PR
一挙両得 2018年11月20日 事例集・名言 0 一度に2つの利を得る事。 秦の恵文王の時代 張儀と司馬錯(しばさく)が討論した。 張儀は韓を討つのが用地を押さえる 意味で有効であるという「征韓論」 を唱えた。 司馬錯は蜀を取ることが、賊から 民を救い、土地も得るにつながる 名声と実利がある「征蜀論」の方が 有効であると説いた。 議論の場は「一挙両得」として 司馬錯の案が採用された。 戦には大義がいるし小国な状態の 秦がたやすく手にできるのは 蜀だというのと両得なのが 決め手になったようだ。 名声と実利か。異なる要因 メリットとデメリットを考えたら 最良な判断かなと思います。 現在でも社会貢献でビジネスを 回すのが最良でしょうね。 [0回]