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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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獲鱗(かくりん)


麒麟捕獲(きりんほかく)の略
麒麟は聖人出現に伴い現れるとされる
伝説上の生き物と言われる。
「春秋」の最期の記事が「獲麟」で
終わっていることから、
物事の終わりの事を獲麟という。


ある人物が狩猟を行った際、
麒麟が捕えられ、役人に渡された。
孔子は観察し、これは麒麟だとしている。
「聖人がまだ現れてさえいないのに
麒麟がむざむざ殺されるとは…
我が道窮まったか」
と嘆き悲しんだとされている。


もはやどうにもならないとか
そんな意味なんでしょうかね。
あまり使いたくはない言葉ですね。

漢字だけ見るとよさそうな意味に
見えますが古典は深いですね。

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蝸牛角上の争い(かぎゅうかくじょうのあらそい)


カタツムリの角の上での争い。
つまらぬことで大騒ぎすることの
愚をあざ笑った言葉。

人間が大真面目に取り組んでいることも
こんなものであるという批判が
込められている。

宇宙の際限なき広さに比べれば
どんな大国の王様であろうと
どんな大軍であろうとカタツムリの
角の上での争いのようなもので
意味がないのだ。


スケールが違いますね。(笑)
つまらぬことで言い争いになっていたり
とかよくありますもんね
鷹揚な人物を目指したいものです。

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