温故知新 2018年12月31日 事例集・名言 0 孔子の 「故(ふる)きを温めて新しきを知れば もって師たるべし。」 にもとずく言葉。 歴史を紐解き古きに学んだ後 新しきものを活用するなら 先人に導かれるごとく 上手くいくだろう。 これも孔子から来てるとは 知りませんでした。 歴史に学ぶとはよく聞く話ですが 活用は難しいものです。 最近では頭にある事例とかが ふっと沸くときもあります。 それが導かれるということでしょう。 古典のよさは、 実体験できる所がいいですね。 [0回]PR
尾を途中に曳(ひ)く 2018年12月30日 事例集・名言 0 楚の国から重臣がやってきて 荘子を登用しようとしたときの 荘子の答え。 「我が楚の大臣になっていただきたい。」 見向きもせずに荘子は質問した。 「なんでも楚には、霊験確かな亀の甲羅が あるそうですね。三千年生きたとか。 それが、いま絹につつまれ大切に しまわれていると聞いています。」 「時に、亀にとっては今の状態か生きていて 泥にしっぽをひきずっている状態 どちらが良かったと思われますか?」 使者は 「そりゃあ生きていた方が良かったでしょう。」 と答えた。 「私も泥にまみれていたほうが 性にあってあっておるのです。」 これは、いささか強引な断り方ですね。 絶対的拒絶とでも言いましょうか。 暗に生きながら死んでいるような 扱いを受けるのは嫌だと 言っているような感じに聞こえます。 しかし、相手の王が大切にしているものを 例えとしてつかっている点がミソですね。 きっと使者には荘子に対する敬いが 足りなかったのかなとも考えてしまいます。 有命な話でもある太公望への対しての対応 と比べてですが。 [0回]