スパイの種類 2019年02月27日 孫子の兵法 0 1.郷間(きょうかん)とは、 その郷人に因りてこれを用うるなり。 2.内間(ないかん)とは、 その官人に因りてこれを用うるなり。 3.反間(はんかん)とは、 その敵の間に因りてこれを用うるなり。 4.死間(しかん)とは、 誑事(きょうじ)を外になし、 吾が間をしてこれを知らしめて 敵に伝るの間なり。 5.生間(せいかん)とは、 反り(かえり)報ずるなり。 1.郷間とは、敵国の領民を使って 情報を集める事だ。 2.内間とは、敵国の役人を買収して 情報を集める事だ。 3.反間とは、敵の間者を手なづけて 逆に利用することだ。 4.死間とは、死を覚悟の上で敵国に 侵入し、偽の情報を集めることだ。 5.生間とは、敵国から生還して情報を もたらすことだ。 孫子が情報を集める事は大切だと 繰り返し説いてますね。 戦いとなったら情報格差が 勝敗を決める。 とは言え、あまり人道的に 相手を欺いて工作するのは いい気持ちではないでしょうね。 現代ではSNSは郷間になるのかな? 現地大使館は生間? 世界中で外交の中での 政治的な争いは今も 続いているのですね。 そんなことしなくても 生きていける世の中を 築いていきたいものですね。 [0回]PR