老子 大人物とは 2018年12月20日 老子 0 昔の真に優れた人物というのは、 微妙深遠で、計り知れない器量を 備えていた。 まず万事に於いて慎重である。 あたかも冬に川を渡るがごとくである。 次に、消極的である。 強国に囲まれた小国の様である。 しかも、重厚である。 招かれた賓客のごときである。 執着せぬ事、氷の解けるようである。 飾り気ない事、原木の様子である。 無心なことは広大な谷の様である。 捉えどころないところは 濁った水のように不透明である。 完全になろうと努めずに おのずと完成される。 みずぼらしさに甘んじて 立派になろうと努めないのは そういう理由からである。 これも勘違いしそうになる けれどやることやったうえで ですね。 怠惰の理由付けには もってこいの理屈に見えてしまい 危険ですね。(笑) 変にかっこつけすぎない と理解しておきましょうか。 [0回]PR