韓非子 十過(じっか) あやまちには十種類ある。① 2018年09月18日 韓非子 2 1.小さな忠義にとらわれる。 将軍が部下に「喉が渇いた。」といった。それを聞いた部下は 酒をすすめた。戦場で酒におぼれてはいけないと固辞したが、 部下は「酒ではないのです。」といって飲ませた。 王が呼び出したが体調が良くないと断った。 王は自ら戦況の相談に出かけたが酒の匂いを嗅ぐと 怒って帰ってしまった。 王は国に帰ると将軍を大罪を犯したとして切り殺してしまった。 部下は将軍を恨んで陥れたわけでなく忠義をつくしただけなのだ。 部下の行為は小忠であり、戦場で酒におぼれるは悪である。 かわいがっている部下の小忠をうけて将軍は 固辞し続けれなかったのであろう。 よく聞くような話ですね。小さい行為が大きな失敗を招くの 典型的な事例でしょうか?状況判断でなにが最善かを 見極める目が必要なのでしょうね。 よく経営の本には自分のモノサシを持とうとか書いてありますが、 まさしくそこなのでしょうね。( ;∀;) 今のブログを書いてる私は小善なのか大善なのか…。 [0回]PR