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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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韓非子 十過(じっか) あやまちには十種類ある。①


1.小さな忠義にとらわれる。


将軍が部下に「喉が渇いた。」といった。それを聞いた部下は
酒をすすめた。戦場で酒におぼれてはいけないと固辞したが、

部下は「酒ではないのです。」といって飲ませた。
王が呼び出したが体調が良くないと断った。
王は自ら戦況の相談に出かけたが酒の匂いを嗅ぐと
怒って帰ってしまった。

王は国に帰ると将軍を大罪を犯したとして切り殺してしまった。
部下は将軍を恨んで陥れたわけでなく忠義をつくしただけなのだ。

部下の行為は小忠であり、戦場で酒におぼれるは悪である。
かわいがっている部下の小忠をうけて将軍は
固辞し続けれなかったのであろう。


よく聞くような話ですね。小さい行為が大きな失敗を招くの
典型的な事例でしょうか?状況判断でなにが最善かを
見極める目が必要なのでしょうね。
よく経営の本には自分のモノサシを持とうとか書いてありますが、
まさしくそこなのでしょうね。( ;∀;)
今のブログを書いてる私は小善なのか大善なのか…。

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