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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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民意には敵わない


数(しばしば)賞するは、

窘(くる)しむなり。

数(しばしば)罰するは、

困(くる)しむなり。

先に暴にして

後にその衆(しゅう)を畏るるは、

不精(ふせい)の至りなり。



将軍がやたら恩賞を出すのは
行き詰まっている証拠である。

逆に頻繁に罰を下すのも
行き詰まっている証拠である。

また、部下を叱りつけておいて
後で裏切りを心配するのは
自らを無能だと
言っているようなものである。



組織とは孫子の時代から
進歩してないんでしょうかね。
私自身怒りっぽくて情けない
のですが、
真面目に正面から
受け止めようとしている。
と解釈してます。
できるだけ穏やかに
対応できるように
していきたいものです。

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スパイの種類


1.郷間(きょうかん)とは、
その郷人に因りてこれを用うるなり。

2.内間(ないかん)とは、
その官人に因りてこれを用うるなり。

3.反間(はんかん)とは、
その敵の間に因りてこれを用うるなり。

4.死間(しかん)とは、
誑事(きょうじ)を外になし、
吾が間をしてこれを知らしめて
敵に伝るの間なり。

5.生間(せいかん)とは、
反り(かえり)報ずるなり。



1.郷間とは、敵国の領民を使って
情報を集める事だ。

2.内間とは、敵国の役人を買収して
情報を集める事だ。

3.反間とは、敵の間者を手なづけて
逆に利用することだ。

4.死間とは、死を覚悟の上で敵国に
侵入し、偽の情報を集めることだ。

5.生間とは、敵国から生還して情報を
もたらすことだ。



孫子が情報を集める事は大切だと
繰り返し説いてますね。
戦いとなったら情報格差が
勝敗を決める。
とは言え、あまり人道的に
相手を欺いて工作するのは
いい気持ちではないでしょうね。
現代ではSNSは郷間になるのかな?
現地大使館は生間?

世界中で外交の中での
政治的な争いは今も
続いているのですね。

そんなことしなくても
生きていける世の中を
築いていきたいものですね。


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