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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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まずは、温情によりて信を得る。


卒、いまだ親附(しんぷ)せざるに

而(しか)もこれを罰すれば

則ち服せず、服せざれば則ち用い難きなり。

卒、親附せるに而も罰行われざれば

則ち用うべかざるなり。

故にこれに令するに、

文を以ってし、これを斉(ととの)うるに

武を以ってす。

これを必取(ひっしゅ)と謂(い)う。

令、素より行なわれて、

以ってその民を教うれば、

則ち民服す。



兵士が十分なついてないのに、

罰を与えてばかりでは、兵は心服しない。

心服しないものは使いにくい。

すっかりなついているからいって

過失があっても罰を与えないなら

これもまた使いこなせない。

したがって兵士に対しては

温情を以って教育するとともに

軍律を以って統制を計らなければならない。

普段から軍律の徹底をはかっていれば

兵士は喜んで命令に従う。



現代のような平等を叫ばれる世の中
には労使はあれど温情からが先である
ということですね。

確かに最初から罰ではやってらんない
ですね。
信賞必罰が大事ということですね。
その大小にも説得力が要りますし
検討する必要がありそうですね。



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勝敗の要素


兵法は一に曰く度(たく)

二に曰く量(りょう)、三に曰く数

四に曰く称(しょう)、五に曰く勝

地は度を生じ、度は量を生じ

量は数を生じ、数は称を生じ

称は勝を生ず。


戦いの勝敗とは、
一に国土の広さ
二に食糧生産の量
三に人口の多さ
四に敵との戦力差
五に勝敗がどうなるか

国土の広さが食糧生産を決め
食料の多さが人口につながり
人口の多さが戦力差になり
戦力差が勝敗につながる。



自社と相手の比較は
持っている資産などから
勝敗を予測し、
適切な対応をしなければ
いけないということでしょうね。


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