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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

孟子 トウノ文侯(とうのぶんこう)編 言葉と要約


「もし薬瞑眩(めんげん)せずんば、
その疾(やまい)はいえず。」

「心を労するものは、人を治め
力を労するものは人に治めらる。」

「幽谷(ゆうこく)より出でて、
喬木(きょうぼく)に遷る。(うつる)」

「尺を枉げて(まげて)尋(じん)を直くす。」

「おのれを枉ぐる(まぐる)者にして、
いまだよく人を直くする者あらざるなり。」

「われ、あに弁を好まんや。
われ已む(やむ)を得ざればなり。」



副作用がないような薬は効き目がないというものだ。

頭を使う人は、人を治め、体を使う人は人に治められる。
どちらがいいかではなく、どちらも必要なのだ。
治めるものは人を養い、治められるものは
人に養われる。これが道理というものだ。

人は谷間から出て、高く見渡しが良い山に遷ることが
常である。逆というものは聞いたことがない。

1尺の道理をまげて、1尋(8尺)の物事を正す。
大きいことをやろうとするなら少しばかりの事は
目をつぶれば良いとの例え。(だめだと思うが(笑))

自分が道理をわきまえずして、人を正しい道に導いた
ということは聞いたことがない。

私は議論を好き好んでしているわけではないのだ。
やむをえずしていることだ。
言論は自由と言えども、世間を惑わす論者どもを
論破することが世間に貢献できる私の手段に過ぎない。


人それぞれに役目があるというような話ですね。
1つ目は忠言は耳に逆らうと同意味でしょうね。
2つ目は得手不得手の話でしょうか?
3つ目は大きくとらえると善悪についても
語っているように聞こえますね。
悪の道に向かった人を善の道に改心させるみたいな。
4つ目はなんか同意しそうになりますね。それが大人だ
みたいな勘違いが起きそうですね。
5つ目は人の目は欺き続けることはできないってことかな?
6つ目は何を以って何を成すか的な事かと理解してます。

んー!! ( ゚Д゚)深い。古典にハマる。毎日です。

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