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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

孟子 万章(ばんしょう)編 言葉と要約


「男女室に居るは、人の大倫(だいりん)なり」

「天は言わず(ものいわず)
行と事とをもってこれを示すのみ」

「天の視る(みる)はわが民の視るに
自い(したがい)、天の聴くはわが民の
聴くに自う。」

「天のこの民を生ずるや、
先知をして後知を覚さしめ(さとさしめ)、
先覚をして後覚を覚さしむ」

「われいまだおのれを枉げて(まげて)
人を正す者聞かざるなり。」

「友とはその徳を友とするなり」

「その詩を頌し(しょうし)、その書を読むも、
その人を知らずして可ならんや」



男女が結婚するは人として大切な生き方である。

天が指示を出すのではなく、その行為と事業
から結果が与えられるものだ。

天が視るというのは、
民の姿を見れば受け入れられているか分かる。
天が聴くというのも同様だ。

天が民を生んだ時、知恵あるものが知恵無き者
を導くようにし、先覚者が後覚の者を
覚らせる使命をもたせた。

己を枉げて他人を正したという話は聞かない。

人と交際するときは家柄や富貴にとらわれず
その人物自身を友とするべきだ。

同じ目指す先を見据える人物と友となるのが
自然だ。それがあってなお不足を感じるのなら
古人の詩を読み、書を研究し、人となり
を想像して友とする。
溯って友とするこれを”尚友”(しょうゆう)という。



有名な本では「バカとは付き合うな」とか
ありますね。
発想はこういう言葉だったりするのかな?
朱に交われば赤くなるなんて言いますもんね。
その中でも人物を見極める必要性があるわけですね。
孔子は理想を実現しそうなら教化を施し、
導こうとした。
自分が社長の地位にいたならどうするのが
いいか自身を見つめて考える必要がありそうです。

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