孟子 公孫丑(こうそんちゅう)編 言葉と要約 2018年10月09日 孟子 0 「自ら反みて(かえりみて)縮ければ、(なおければ) 千万人といえども、われゆかん」 「われよくわが浩然の気を養う。」 「曰く、言い難し」 「これを助けて長ぜしむものは、苗をぬくものなり」 「禍福はおのれよりこれを求めざるものなし」 「人みな人に忍びざるの心あり」 「天の時は地の利しかず。地の利は人の和にしかず。」 自らを振り返り、悪いところがなければ1000万人 が立ちふさがろうとも進めるものだ。 私は私の浩然の気を育てることに尽力する。 浩然の気は一言では言い表しにくいものだ。 作物を早く育てようとし、焦っているものは 苗を抜こうとしているのと何ら変わらない 無益どころか害悪ですらある。 屈辱を避けたいと願いつつ仁政を行わないのは 濡れたくないと言いつつ、水たまりに入るようなもので 自身の行いで禍福が決まると言っていいだろう。 人間というものは、隠しても隠し切れない善い心を どこかに持っているものである。 天の時を得ている戦いであったとしても 防御が固く、食べ物の備蓄も豊富な地の利を 持ったものにはやすやすと勝てぬ。 地の利を備えた堅城であったとしても 裏切りにあったら守り切れないものだ。 4番目がドキリとしました。(;'∀') 私自身まだ会社員なのですが、新人教育を 担当してます。まだ未熟なんで恥ずかしいのですが 様子を見ながらうまくやっているつもりだったんですが 「育てようとし苗を抜く様なもの」 人を育てるとはいかにしたらいいんでしょうかね? 作物ならば、水をやり、肥料を蒔き、草を取り 、添木して、余分な葉っぱを掻いて、実を大きく するんでしょうか。 活用が難しいですが、これが神髄かも知れませんね 褒め、指導し、違うところを明確化し、 サポートし、作業を簡素化する。ってところかな? 貴重な経験を無駄にしないようにしなければ いけませんね。(;'∀') [0回]PR