孟子 梁恵王(りょうのけいおう)編 言葉と要約 2018年10月08日 孟子 0 「五十歩をもって百歩を笑わば、すなわちいかん」 「仁者に敵なし」 「君子はホウチュウを遠ざく」 「王の王たらざるは、なさざるなり、 能わざるにあらざるなり」 「なお、木によりて魚を求むるがごとし」 「民のごときは、すなわち恒産なければ恒心なし」 「左右を顧みて他を言う」 「故国とは、喬木(きょうぼく)あるの謂(いい)を 謂うにあらざるなり。世臣(せいしん)あるの謂なり」 「君子はその人を養う所以のものをもって人を害せず」 50歩逃げたものと100歩逃げたものがいたとする。 50歩のものが100歩のものを臆病者と笑ったとしても 50歩のものも逃げたのには変わりない 仁政を敷いたものが悪政の国へ軍を向けたとしましょう。 兵士とはいえ、元農民手向かいするよりも 降伏した方が得と考えるでしょう。 君子は調理場に立ち入らないのは、生きている動植物たちが 死にゆくさまを見てしまっては食べることが出来なくなるからです。 またそのような心を持つことが仁の始まりなのです。 王が王らしくしないのは出来ないのではなくて なろうと思わないことに原因があります。 木に登って魚を取ろうとするようなもので 戦いの末に覇者になろうとするのは愚かなことなのです。 生活に満足してないものが良い対応を心掛ける と期待するのは筋違いというものです。 自分ができないことを人に求めるのは おやめなさい。 歴史ある国とは大きな木が生えているとかの意味 ではありません。ほんとに国を思い何代にも 渡って仕える忠臣がいてこそ歴史ある国と言えます。 人民への行いというのは自分に帰るというのを よく心しておかねばいけませんよ。 利害の一致があるから協力も得られるのです。 裏切れば裏切られるこれが道理です。 うーこわいこわい。身を慎むというのはこの考えですね。 この編のまとめは、自身の行いが将来の自身へと変えるから 気を付けなさいということでしょうね。(;'∀') これが行き過ぎると動けなくなるので一歩立ち止まり 考えたうえでの行動を目指すということでしょうか? 自分がされたら嬉しいことをするということですね。 (言うは易し、行うは難し)(´;ω;`)まだまだ未熟者です。 [0回]PR