戦国策 斉(せい)編① 謙虚で強くなる。とは 2018年09月25日 戦国策 0 妻の身びいき、客のお世辞 斉の宰相、雛忌(すうき)は背が高い美男子であった。 ある時、妻と妾(めかけ)と客に尋ねた。 「城北の徐氏とどちらがかっこいいか?」 もちろん3者とも雛忌だと答えた。 その翌日徐氏が訪ねてくるとマジマジ観察した雛忌は やはり敵わないではないか。とおもった。 ではなぜ妻も客もおべっかを使ったか? 簡単だ。妻は身びいきだからだ。妾は雛忌を恐れているからだ。 客は歓心を買いたいからだ。 王に言上した。 「斉は大国です。当然遣える女たちは身びいきします。 臣下は恐れて、国の民は国王の歓心を買おうとするでしょう。」 「まさに目耳をふさがれているようなものです。」 王はなるほどといい、「私の過ちを指摘したものには恩賞を 与える。」と国中に布告した。 国中が良く収まった。他国にそれが伝わると平伏してあいさつに来る 国が続出した。 孫子で言うとこの戦わずして勝つの典型ですね。 よく覚えておきたいものです。 [0回]PR