忍者ブログ

中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

戦国策 楚(そ)編 言葉と要約


「夫婦の夫に事うる(つかうる)ゆえんは色なり。
而して(しかして)妬むはその情なり。」
「これに与うるは信なり。これを攻むるは武なり。」
「君のために高く梁(りょう)に屈するを鳴くを得しむるに
意なきか」



妻が夫に夫婦として使えるのは夫に色を求められているからだ。
だが嫉妬に狂うのは情があるからだ。

斉への領地分割に対して楚王がとった方法の故事
3人に楚王は斉への対応について尋ねたが3者3用で意見が
まとまらなかった。
1人は与えるのは約束を守ることになるつまり信義だ。といい、
1人はだめだ自分が守るといい、
1人は秦へ援軍を要請しよう。といった。
結果は全部を行い、兵を動かさず守りきった。

楚の春申君(しゅんしんくん)へ見えた食客の汗明(かんめい)
が春申君に言った言葉。
名馬も坂を荷物を抱えて登らされていれば元気もでぬもの。
そこに通りがかりの馬鑑定士はよく気持ちが分かったので
自分の着物をかけてやって慰めた。
そうすると名馬は天に向かっていななきを発した。
自分は恵まれぬ待遇だが、私もこの名馬のように
働く場所を得たいものだ。と説いた。


楚は一番南に位置する大国。
大詩人屈原(くつげん)の出身国、呉子で有名な
呉起を起用した。

拍手[0回]

PR