戦国策 楚(そ)編 言葉と要約 2018年09月26日 戦国策 0 「夫婦の夫に事うる(つかうる)ゆえんは色なり。 而して(しかして)妬むはその情なり。」 「これに与うるは信なり。これを攻むるは武なり。」 「君のために高く梁(りょう)に屈するを鳴くを得しむるに 意なきか」 妻が夫に夫婦として使えるのは夫に色を求められているからだ。 だが嫉妬に狂うのは情があるからだ。 斉への領地分割に対して楚王がとった方法の故事 3人に楚王は斉への対応について尋ねたが3者3用で意見が まとまらなかった。 1人は与えるのは約束を守ることになるつまり信義だ。といい、 1人はだめだ自分が守るといい、 1人は秦へ援軍を要請しよう。といった。 結果は全部を行い、兵を動かさず守りきった。 楚の春申君(しゅんしんくん)へ見えた食客の汗明(かんめい) が春申君に言った言葉。 名馬も坂を荷物を抱えて登らされていれば元気もでぬもの。 そこに通りがかりの馬鑑定士はよく気持ちが分かったので 自分の着物をかけてやって慰めた。 そうすると名馬は天に向かっていななきを発した。 自分は恵まれぬ待遇だが、私もこの名馬のように 働く場所を得たいものだ。と説いた。 楚は一番南に位置する大国。 大詩人屈原(くつげん)の出身国、呉子で有名な 呉起を起用した。 [0回]PR