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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

戦国策 燕(えん)編 言葉と要約


「臣の不信は、これ足下の福(さいわい)なり」

「指を屈してこれに事え(つかえ)、北面して学を受くれば、
すなわちおのれに百する者いたり、先立ち走って後れて
憩い(いこい)、まず問うて後に黙せば、すなわちおのれに
什(じゅう)する者至り、………恣キ奮撃(しきふんげき)し、
クセキ叱̪トツ(くせきしっとつ)せば、すなわち徒隷(とれい)
の人至らん。これ士を致すの法なり。」

「王、誠に士を致さんと欲せば、まず塊よりはじめよ。」

「風は瀟湘(しょうしょう)とし、易水寒し、
壮士ひとたび立ってまた帰らず。」



部下が不手際を働いたとしても真に大所高所からの考え
ならば、幸福だと思って咎めてはならない。
曲者と言われるものの方が仕事ができるというものだ。

 礼を尽くして相手に仕え、教えをうける。
こうすれば自身の百倍の人物が集まるでしょう。
 相手に敬意を表しじっと意見を聞く。
こうすれば自身の十倍の人物が集まるでしょう。
 相手と対等に付き合う。これでは
似たり寄ったりの人物が集まります。
 偉そうにふんぞり返り、横目に指示をする。
こうなったら小役人クラスでしょう。
 頭ごなしにどなり叱りとばす。
これでは下僕がいいとこです。
これが人材招致の基本です。

ほんとに人材が欲しいのならば、私から始めては
いかかですか?

死を覚悟して国の為の旅たちを見送る易水のほとり
では、別れの歌は悲しくヒョウヒョウと風が吹くように
聞こえているが、
目は怒りに燃え怒髪天を衝くばかりである。
送られる側は、二度と振り返ることなく背負う使命に
背中で答えている。
「必らず死が付きまとう使命を果たすと。」


人材の集め方で私もそんな対応をされたら奮起
するんだろうな。会社経営は人が基本だろうけれど
ここまで礼を尽くせるひとが成功するんだろうね。
是が非でも覚えておかなければいかんですね。( *´艸`)

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