管子 牧民(ぼくみん)編 民を養うとは 2019年03月14日 菅子 0 「およそ地を有し民を牧する者は 務め四時に在り、守り倉廩にあり。」 「倉廩みつればすなわち礼節を知り、 衣食たればすなわち栄辱を知る。」 「上、度を服すればすなわち六親固く、 四維張ればすなわち君命行われる。」 「政の興るところは、 民心に順うに在り、政の廃るるところは 民心に逆らうに在り。」 「あたうるの取りたるを知るは、 政の宝なり。」 「民を御するの轡(たづな)は、 上の貴ぶ(たっとぶ)所にあり、 民を導くの門は、 上の先んずるところにあり 民を招くの路(みち)は、 上の好悪するところにあり。」 人を養う者は、四季を通じた生産計画を 立てて、経済の振興を図らねばならない。 生活する上での心配がなくなれば 周りへの配慮が出来るようになるし 衣食への心配がなくなれば 自己の人生を謳歌するだろう。 上に立つものが、 節度を持った振る舞いが出来れば 官民の結束が固まり、 礼、義、廉、恥の4つを重んじれば 命令は滞ることなく進めれるだろう。 政を発展させるには、 民の願いを察して叶えるところにあり 廃れるのは、民心に逆らうにある。 人民の求めるところを知るのは 政治の上での宝を得るに等しい。 人を御する上で大切なことは 上の大切にしている所であり、 人を導くには 上が率先して行っていることであり 人を招くのは、 上の人物が好んでいる人物である。 要するに、上に立つものが率先垂範 しなさいよということでしょう。 どんな組織でも、上に立つ人物 の鏡が組織の構成員を 作るということでしょう。 そのうえで構成員の 望んでいるものを考えて適切に 叶えていくのが 上に立つ者の務めということでしょう。 その次に指導理念として教化していく ということですね。 韓非子は、上に立つなら 本心は隠すべきだと言いましたが 逆で広めていくべきである ということでしょう。 行き過ぎてはいけませんが ほどほどにどちらも 取り入れていきたいものです。 [0回]PR