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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

管子(かんし)大匡(だいきょう)編 管仲の宰相就任


「子を知るは父にしくはなく、
臣を知るは君にしくはなし」

「社稷宗廟(しゃしょくそうびょう)
を持するものは、事を譲らず、
間を広(むなし)くせず」

「人臣たるものは、君に力を尽くさずば
すなわち親信せられず。
親信せられずば、すなわち言聴かれず。」

「召忽(しょうこつ)の死や、
その生くるに賢(まさ)るなり。
管仲の生やその死するに賢るなり。」



子どもを知るには父に聞けば良いし
臣下を知るには君主に聞けば良い。

先祖の祭りごとが絶えるか
国が敗れるか
宗廟が亡びるかしない限り
死ぬべきではない。

人に仕える以上、
君主に力を尽くさねば
信頼されない。
信頼されなければ何を言っても
聞き入れられない。

召忽が死に殉じたのは生きることを
選ぶよりも素晴らしい。
管仲が生きるのを選択したのは
死を選ぶよりも素晴らしい。



この時代仇敵を受け容れた
桓公(後の最初の覇者)はすごいし
前例がない状態での管仲の
国だけではなく天下統一論は
素晴らしいです。
ここから、斉が天下統一を
果たすのですが、
その工程は目を見張るものがあります。
エピソードを交えながら学んでいきます。

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