荀子 儒効(じゅこう)編 言葉と要約 2018年10月31日 荀子 0 「窮困凍タイ(きゅうこんとうたい) すといえども、必ず邪道をもって 貧(たん)をなさず。」 「君子のいわゆる知なるものは よく人の知るところをあまねく 知るの謂(いい)にあらず。」 「聞かざるはこれを聞くにしかず。 これを聞くはこれを見るにしかず。 これを見るはこれを知るにしかず。 これを知るはこれを行うにしかず。 学はこれを行うに至りて止む。」 いかに貧乏したとしても 邪道に走り金儲けなどしたりはしない。 人の上に立つ者の知というのは よく学問を修めた人物のような 知識を吸収することとは 違うと知るべきだ。 人を適所に配置し、優秀な人を 貴ぶ。それに尽力してこそ 君子の知というものだ。 聞かないことは聞くことに及ばない。 聞くことは見ることに及ばない。 見ることは知ることに及ばない。 知ることは行うことに及ばない。 学ぶというのは行動によって完成する。 儒家の理想を荀子が語った章ですね。 「百聞は一見にしかず」はここから できたのでしょうか? 人の上に立つなら人間観をもって 「適材適所できてこそ知があると言える。」 響きました。 このブログ始めたきっかけの言葉ですね。 決して人格者ではないですが、 目指していきたいものです。 [0回]PR