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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

荀子 非十二子(ひじゅうにし)編 言葉と要約


「邪説を飾り、姦言(かんげん)
を文(かざ)りて、
もって天下を梟乱(きょうらん)し、
キツウカイサ、天下をして
混然として是非治乱(ぜひちらん)の
存するところを知らざしむ。」

「酒食声色(しゅしょくせいしょく)の
中にては、すなわち瞞瞞然(まんまんぜん)
瞑瞑然(めいめいぜん)。
礼節の中にては、すなわち
疾疾然(しつしつぜん)、シシ然。」



邪な考えをもっともらしく発言し、
厳罰に当たるような言葉をばらまいて
いるから天下が混乱している。
彼らはもっともらしい根拠と
理論を示し、それに従うことが
天下を治乱する方法だ。などと
言いふらすが、そんなことで
世が治まるはずがないではないか。

現状の学者はよい酒やよい女、
よい音楽が目の前にあれば
我先にと飛びつき、我を忘れる。
また態度や服装までもだらしがない。
礼節を守る場合になると、
窮屈で不満を漏らす。
仕事になると怠けて手を抜くようになる。


荀子の学者批判ですね。
いままでとは違い感情的で、
鋭い指摘もより鋭利でトゲがみえますね。
なんか激情が隠されていて、
言葉も韻を踏んでいて
批判するにも美しさすら見えます。
今のSNS等の批判合戦と比べたら
雲泥の差があります。
こんなリプライ来たら
黙るしかないですね。(笑)( *´艸`)

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