荀子 性悪(せいあく)編 言葉と要約 2018年10月21日 荀子 0 「人の性は悪、その善なるは偽なり」 「およそ性なるものは、天の就(しゅう)なり、 学ぶべからず、事とすべからず。」 「労するもあえて息うを求めざるは、 まさに代わるところあらんとすればなり」 「聖人の衆に同じくして衆に過ぎざる ゆえんのものは、性なり。異にして、 衆に過ぐるゆえんのものは偽なり」 人の本質は悪である。善だと言えるのは人為的な ものが関係している。 人の性というものが本当に善であったなら 学ぶ必要もないし道徳だって必要ない。 腹が減れば飯を食べたくなるのが普通だ。 これは、本能と言える。 だが、あえて食べず人に譲ることがある。 他に食べてもらいたい人がいるからだ。 世にいう聖人と小人は生まれた時から 大差がないと言える。 どこに差があるのかと言えば人為による ものだ。 学ばなければ聖人たるものも生まれ出でる 事はない。 ここで言われる聖人は孔孟の教えのように 人格や思想に特化した偶像ではなく、 荀子は統治者としての考え方として 孔子の言葉として聖人といっている。 リーダーならば人の性質は悪だから教化し 導くためにまずは人の性質を理解せよと 言ってるようだ。 油断すると楽な方に流されてしまう。 難しい専門書を読むよりYOUTUBU とかを視た方が楽だし楽しかったりする。 よくやってしまう。(;'∀') 弱さを見せるのは苦しい。だから強がってしまう。 でも余計に苦しくなる。 世の為というと聞こえがいいが 楽な暮らしにはあこがれもある。 卑下するのではなく、これを受け入れて 今日も頑張ろう。( *´艸`) [0回]PR