韓非子 十過(じっか) 過ちには十種類ある② 2018年09月19日 韓非子 0 2.小さな利益にこだわること 昔、晋の献公は、虞の国の道を借りて、カクの国を攻めようとした。 「王、策がございます。宝玉と駿馬を虞王に使わし、 道を借りてはどうですか?」と…。 虞王は贈り物が欲しくなったが、虞国臣下は反対した。 「ダメです。王。カクの国は我が国の支えのようなもの 持ちつ持たれつの関係です。後日の災いになりますぞ。」と…。 果たしてその通り、幾年化後にはカクの国も、虞の国も 晋の領土となっていた。 「宝玉は元のまま、駿馬はより立派になったものよ。」 小さな利益にこだわると痛い目にあう。気をつけよう。( ;∀;) [0回]PR