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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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老子 聖人の治とは


人の賢愚は相対的なものである。
もし賢愚を重要視することを
やめるなら競争はなくなる。

金銀財宝といった手に入れにくい
物の価値は相対的である。
金銀財宝を貴重視することを
やめるなら盗みはなくなる。

欲望を取り除けば、人は本性を
見失うことはない。

人民が常に無知無欲であれば
智者も作為を施せない。
無為の政治を実行することが
聖人の治というものだ。


これは…今の時代では難しいですね。
全世界で一斉にお金を無くせといった
事でしょうか。
無知無欲なので教育も無くす…。

技術革新もなくなり衰退の一途を
たどるのかもしれません。

ですが確かに平和になるかもですね。
なにも心配しなくても悩まなくても
生活に支障が無くなる
これはこれでいいのでしょうか。
ひょっとしたら今、本も読まれにくく
学ばない人が増えているのは
そういう国の取り組みでしょうか。
これの章は少し疑問が残ります。

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老子 美は同時に醜、善は同時に悪。


人は誰しも美は美であるとして
同時に「醜」であることを知らない。

誰しも善は善であるとして
同時に「悪」であることを知らない。


「有」と「無」、「難」と「易」
「高」と「低」、「長」と「短」
これらはあくまで相対的な対立する
概念に過ぎない。

相互に関連しあい限定しあい
転化しあって統一される。

無為を行為の基準とし、
不言を教化の基準とする。



無為と不言については、
考えたことなかったな。
現代で言えば細かく決めない方が
上手くいく。
教えようとしない方が人は
育つと言いかえることが
出来るのでしょうか。

〇〇ハラスメントとか確かに
めんどいですよね(笑)

見て覚えろみたいな職人気質な
イメージを受けました。
ジャンルにもよるのかな。
自身で考えさせる方が
成長するみたいな感じでしょうか。

意識が向いてなければ
教えようとしても無駄ですもんね。
悩ませるというのも教育の一貫かも
しれませんね。

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