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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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郢書燕説(えいしょえんせつ)


郢とは南の楚の国の都
燕とは北方の国

郢からの手紙を燕で読むということ。

郢の宰相が手紙を書いていた時、
暗く見にくかったので燭台係に
「灯りをあげよ
(もっと明るくしてくれ)」
と言うと同時に手紙にも同様に
記し、燕に送ってしまった。


燕の宰相は、灯り→明るい→賢人
と解釈し、賢人を重用したところ
国が発展した。

このことから、こじつけ、もっともらしい
解説、まぐれ当たりの意味がある。


ちょっと後からの創作かなとも
思いますが人のアドバイスの
真意は2割くらいしか
相手に伝わらないようですね。
当ればいいですがやはり自身の物事の
見る目を養い判断する必要性が
分かる例えといったところでしょうか。

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沽(う)らんかな、沽らんかな、我は賈(こ)を待つ者なり。


孔子の弟子が問いかけた際の
孔子の返答。

「仮に宝玉を手に入れたとします。
先生なら、箱に入れて保管しますか?
それとも目の利く商人に売りますか?」

孔子は即座に
「宝の持ち腐れは嫌だね。
私は目の利く買い手を待っているのだ。」


政治の舞台に立つ心があるのかどうかを
推し量る意味でのたとえ話ですね。



このたとえ話の真意をすぐ理解する
孔子はさすがですね。
コミュニケーションとはよく聞く
言葉ですが、こういうのを本当の意味で
コミュニケーションというのでしょうか。



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