郢書燕説(えいしょえんせつ) 2018年11月30日 事例集・名言 0 郢とは南の楚の国の都 燕とは北方の国 郢からの手紙を燕で読むということ。 郢の宰相が手紙を書いていた時、 暗く見にくかったので燭台係に 「灯りをあげよ (もっと明るくしてくれ)」 と言うと同時に手紙にも同様に 記し、燕に送ってしまった。 燕の宰相は、灯り→明るい→賢人 と解釈し、賢人を重用したところ 国が発展した。 このことから、こじつけ、もっともらしい 解説、まぐれ当たりの意味がある。 ちょっと後からの創作かなとも 思いますが人のアドバイスの 真意は2割くらいしか 相手に伝わらないようですね。 当ればいいですがやはり自身の物事の 見る目を養い判断する必要性が 分かる例えといったところでしょうか。 [0回]PR
沽(う)らんかな、沽らんかな、我は賈(こ)を待つ者なり。 2018年11月30日 事例集・名言 0 孔子の弟子が問いかけた際の 孔子の返答。 「仮に宝玉を手に入れたとします。 先生なら、箱に入れて保管しますか? それとも目の利く商人に売りますか?」 孔子は即座に 「宝の持ち腐れは嫌だね。 私は目の利く買い手を待っているのだ。」 政治の舞台に立つ心があるのかどうかを 推し量る意味でのたとえ話ですね。 このたとえ話の真意をすぐ理解する 孔子はさすがですね。 コミュニケーションとはよく聞く 言葉ですが、こういうのを本当の意味で コミュニケーションというのでしょうか。 [0回]