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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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エン雛は腐鼠(ふそ)を求めず。


エン雛とは想像上の鳥。

渡り鳥だが、鳳凰が停まる木でしか
羽を休めず、3千年に一度しか実らぬ
という竹の実しか口にしない。
甘露の水でしか喉をうるおさない。
と言われている。

いずれも容易に得られるものではない。

よって、大人物とは腐鼠のごとき
高位高禄など求むはずがない。

友人の宰相ぶりを見に来た
荘子が恵子に言った言葉とされる。

宰相の恵子に告げ口し捕えようと
計った男がいたため
心配して恵子は探していたようだ。


誤解を解くための言葉にしては
喧嘩口調ですね。(;'∀')
恵子と荘子は友だったようで
私を脅すのか?という気持ち
もあったのかもしれませんが。
「魚の楽しみ」など
恵子と荘子の対話はあるので
誤解は解けたんでしょうね。


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塩車(えんしゃ)の憾(うら)み


英才な人物が不遇であることを
不憫に思う気持ち。


駿馬が駄馬同様に荷車を
引かされている様子を
伯楽(はくらく)が嘆いたとされる。


またこの例えを用いて
汗明(かんめい)は楚の宰相春伸君
の食客になった。


この汗明はキングダムに出てくる
あの汗明でしょうか?

だとしたらここから大将軍まで登る
というのは感じるものがありますね。
もし、登用しなければ・・。
春伸君はやはり君子だったのですね。

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