尾を途中に曳(ひ)く 2018年12月30日 事例集・名言 0 楚の国から重臣がやってきて 荘子を登用しようとしたときの 荘子の答え。 「我が楚の大臣になっていただきたい。」 見向きもせずに荘子は質問した。 「なんでも楚には、霊験確かな亀の甲羅が あるそうですね。三千年生きたとか。 それが、いま絹につつまれ大切に しまわれていると聞いています。」 「時に、亀にとっては今の状態か生きていて 泥にしっぽをひきずっている状態 どちらが良かったと思われますか?」 使者は 「そりゃあ生きていた方が良かったでしょう。」 と答えた。 「私も泥にまみれていたほうが 性にあってあっておるのです。」 これは、いささか強引な断り方ですね。 絶対的拒絶とでも言いましょうか。 暗に生きながら死んでいるような 扱いを受けるのは嫌だと 言っているような感じに聞こえます。 しかし、相手の王が大切にしているものを 例えとしてつかっている点がミソですね。 きっと使者には荘子に対する敬いが 足りなかったのかなとも考えてしまいます。 有命な話でもある太公望への対しての対応 と比べてですが。 [0回]PR
思い半ばに過(す)ぐ 2018年12月29日 事例集・名言 0 思いみるだけで その大半の意味を悟ること 易卦(えきが)の六爻(ろっこう) の判断にはそれぞれの卦の本質を 吟味の上理解する必要があるが、 真に易に通じたものは、 総論的に述べられているタンジを 見るだけで理解してしまうだろう。 易経(今でいう占いのようなもの) 正直あまり好きではないです。(;'∀') 今の占いとは少し趣は違いますが、 やっぱり自分で切り開くものですよね。 でも良い運勢は信じる勝手な人です。 これは、占いの話ではなく 本質の理解が欠かせないとか そういった意味ですね。 ピーンとくるとか第六感が働くように インプットしときなさいって ことでしょうかね。( *´艸`) [0回]