忍者ブログ

中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

一挙両得


一度に2つの利を得る事。

秦の恵文王の時代
張儀と司馬錯(しばさく)が討論した。

張儀は韓を討つのが用地を押さえる
意味で有効であるという「征韓論」
を唱えた。

司馬錯は蜀を取ることが、賊から
民を救い、土地も得るにつながる
名声と実利がある「征蜀論」の方が
有効であると説いた。


議論の場は「一挙両得」として
司馬錯の案が採用された。

戦には大義がいるし小国な状態の
秦がたやすく手にできるのは
蜀だというのと両得なのが
決め手になったようだ。


名声と実利か。異なる要因
メリットとデメリットを考えたら
最良な判断かなと思います。
現在でも社会貢献でビジネスを
回すのが最良でしょうね。

拍手[0回]

PR

一を知りて二を知らず。


高祖・劉邦の言葉
浅はかな意見だという例え

天下を掌握した理由と
将軍として凄い能力を持っていた
項羽が天下を失った理由を
訪ねた時、劉邦が言ったとされる。

答えた2人は外面は知っているが
本質を見誤っている


切れ味抜群の例えですね。
成し遂げた後の皇帝が言うに
ふさわしい威厳と自負を感じます。

拍手[0回]