一旦緩急あらば 2018年11月21日 事例集・名言 0 いざというときに役に立つ 人間というのは自分と違った生き方 をしている者だ。 将軍だった袁盎(えんおう)は 前154年の呉楚七国の乱を 平定したのち引退し庶民に 溶け込んだ。 仲間を作り闘犬や博打に 興じていた。 ある日、劇孟(博打うちの侠客) を歓待した。 ある資産家がこれを非難した。 「たしかに劇孟は、博打打ちだが 彼の母の葬儀には、千人以上の客が 集まったという。彼の人柄が知れよう。」 いざというときには彼のような人物を 頼れば必ず力になってくれる。 日向と日陰はあれど大人物には 違いない。 確かにそうかもしれませんね。 そういう考えもまたいいですね。 [0回]PR
一国の政はなお一身の治のごとし、治まる所以を知らず。 2018年11月20日 事例集・名言 0 戎国の由余(ゆうよ)が 秦の穆公に語った言葉 穆公は使者に対しいろんな 国策を用いているが治めるのが 難しい。 貴国は基準を持たぬと聞くが どうであろう? と聞いた。 使者は、一国の政治とは 人間が健康であるときは 身体の事を気にかけないように 自然に治まるのが一番である。 と語った。 これを聞いた穆公は 隣国に知者が居ては、わが国が 危ういと言い、離間の計を用いて 由余を引き抜いたという。 確かに乱れているから政治家 どうなってんだ? になるんですよね。 決めごとが複雑すぎるのが いけないのかな。 [0回]