一毛抜いて天下を利するも為さず。 2018年11月19日 事例集・名言 0 楊朱の考え方を孟子が 例えた言葉。 楊朱は墨子と同じ時代に生きた 道家に属する思想家である。 極端な利己主義を唱えた。 ある時、墨家のものが楊朱に聞いた。 「もし髪の毛を1本抜くだけで 天下を救えるとしたら抜きますか?」 「髪の毛では救えまい」 「もし救えるとしたらです。」 楊朱は答えなかった。 代わりに答えたのは弟子であった。 「皮膚を傷付ければ大金がもらえる。 その場合どうするか?」 「傷つけるね。」 「では、腕を切り落とせば一国を与える といわれたら?」 「髪1本より肌が大切で肌より 腕が大切なのだ。」 「髪が集まり肌を守り、肌が集まって 腕を保護する。髪1本と言えど 身体の一部である。だから髪1本 と言えど、粗末にしては為らない ということだ」 大げさかと思いましたが自身の体 についての考え、 考察は素晴らしいですね。 [0回]PR
一字千金 2018年11月19日 事例集・名言 0 奇貨居くべしの故事で有名な 呂不韋の言葉。 二十余万語からなる呂氏春秋 を市場の入り口に並べて 一字でも書き足せたら 千金の褒美を遣わす。 と言ったとされる。 現代では立派な文章や文字 師のありがたい教えを貴ぶものとして 活用される。 現代版広辞苑は約25万語らしいので 20万語なら相当ですね。 [0回]