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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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一聴せざれば、愚痴わからず


一人一人の言葉に注意しなければ
有能か無能かわからないものだ。

ちょうど神輿を担ぐようなもので
互いにかばいあい、ミスは
隠そうとする。

300人編成の笛の楽団に対し、
一人ずつ演奏するように
通達したところ
大半が逃げ出したという。


ああー分かる(;'∀')
バレたら誰かのせいにして
バレなければ隠すやつですね。

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一旦の功、万世の功


漢の高祖、劉邦が論功行賞を
行った際、功臣は不平を言った。

高祖は、狩りに使う犬と人の
例えを使い諭したが席次を決める
段になって、またも将軍曽参を
推す臣下と対立した。

関内候の卾君(がくくん)がいった。

「攻城の功は一旦の功、
全体を見て、補給や援軍を管理した
蕭何(しょうか)殿は万世の功
と言えましょう。」

「一旦の功を、万世の功より
上に置くことはできないでしょう。」

果たして、高祖の思い通りに
論功行賞は終わった。
卾君は、一言で爵位が昇級した。


影の仕事をしてくれている方に
配慮をということですね。

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