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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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我が子のように


卒を視ること嬰児(えいじ)のごとし

故にこれと深ケイに赴くべし。

卒を視ること愛子(あいし)のごとし

故にこれとともに死すべし。



リーダーにとって部下は赤ん坊のようなもの
そうあってこそ険しい谷までも
ついてきてくれる。
リーダーにとって部下は我が子のようなもの
そうあってこそ兵士は喜んで生死を共に
しようとする。



孫子は温情と規則で統率しなさい
とし、温情が先である。
その中でも接し方として
自身の子供に対する態度で接しなさいと
言われています。
頭では分かっていますが
やはり好悪が出てきますね。(´;ω;`)
相手があることなので難しいですが、
意識していきたいです。

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まずは、温情によりて信を得る。


卒、いまだ親附(しんぷ)せざるに

而(しか)もこれを罰すれば

則ち服せず、服せざれば則ち用い難きなり。

卒、親附せるに而も罰行われざれば

則ち用うべかざるなり。

故にこれに令するに、

文を以ってし、これを斉(ととの)うるに

武を以ってす。

これを必取(ひっしゅ)と謂(い)う。

令、素より行なわれて、

以ってその民を教うれば、

則ち民服す。



兵士が十分なついてないのに、

罰を与えてばかりでは、兵は心服しない。

心服しないものは使いにくい。

すっかりなついているからいって

過失があっても罰を与えないなら

これもまた使いこなせない。

したがって兵士に対しては

温情を以って教育するとともに

軍律を以って統制を計らなければならない。

普段から軍律の徹底をはかっていれば

兵士は喜んで命令に従う。



現代のような平等を叫ばれる世の中
には労使はあれど温情からが先である
ということですね。

確かに最初から罰ではやってらんない
ですね。
信賞必罰が大事ということですね。
その大小にも説得力が要りますし
検討する必要がありそうですね。



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