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中国古典に学ぶ 兵法の現代活用

現代で様々な兵法を活用すれば活躍できそうですよね。 あまり書いている人いなさそうなのでさまざまな兵法書、 政治書から生き方を読み解き感想を添えています。 自分で書きながらアウトプットするためのブログです。 1記事1~3分で読める位にまとめてあります。

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驥尾(きび)に附して行いますます顕(あら)わる


驥は、一日千里を走る駿馬。
ハエがその尾に止まって千里を
行くように人の行いも大人物の
顕彰(けんしょう)によって
世の中に伝わるのだ。

大人物に寄ってしか伝わらないのは
少し悔しいですがそれが
真理なのでしょうね。

現代で言えばインフルエンサー
なのでしょうか?


また司馬遷は青雲の士でなくば
後世に伝わるのは難しいと
言ってます。
青雲とは天下にその名を響かせる
名士の事。
なんちゃってインフルエンサーが
大量に発生してますが、
分かってくれる人に
理解してもらえればいいのかな
と最近強く思います。

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木に縁(よ)りて魚を求む


魚を取ろうとして木に登る。
手段が見当違いであることを
宣王に説いた孟子の言葉。

世は戦国時代。
宣王は大望を抱いていた。
孟子を招き、相談した。

武力によって、
8つの国を従えたいがどうすべきか?

孟子は答えた。
「そのお考えは、魚を取ろうとして
木に登るような見当違いの
お考えです。
武力ならば8つの国を同時に敵に回す
ようなもの。勝ち目は薄く疲弊し
他国に下る結果になります。
仁義によって治めるならば他国の
人民が慕い因ってきましょう。
戦わずに勝利できます。」


柔よく剛を制すですね。
目的のために回り道した方が
早道だとも言えますね。
よくよく
はき違えないようにしたいです。



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